日本の歯医者 V.S. アメリカの歯医者
(アメリカの歯医者に比べたら)
日本の歯医者は本当にダメダメだよ・・・
アメリカ生活が長い人は、みんなそう言う。
でも
たまたまその人がそう感じただけで、
そんなに違いはないでしょ?
話を盛ってるんじゃないの?
日本で生まれ、育ってきた私は、ずっとそう思っていた。
そんな私が、ひょうんなことからアメリカに住むことになった。
アメリカの歯医者さんの実力を全く信じていない私は、
行ってから歯が痛くなって困らないようにと
渡米までの2-3か月、12回以上歯医者に通い、
3本の虫歯全部を日本で治療してもらった。
これで、
数年は、歯医者のお世話になる事もないだろうと思っていた。
なのに・・・・
嗚呼、それなのに・・・
渡米後3か月もしないうちに、歯が痛くなり、
初めてアメリカの歯医者さんへ行く事になった。
その時、痛かったのは、1本だった。
が、歯医者さんで診てもらうと、
渡米前に日本で治療したはずの歯全部に問題があり、
1本は、もう助からないと思うと言われた。
でも、
神経治療専門の歯医者へ行けば、
もしかしたら、助けてもらえるかもしれないからと
その場で抜歯はせず、専門の歯医者に行くようにと紹介された。
(→結局、神経治療専門の歯医者へ後日行ったが、
助けられないと言われ、抜歯となった)
あとの2本は、その場ですぐに治療。
その日1回で治療は終わった。
たった1回で、2本の虫歯治療が終わることにも驚いたが、
それもよりも感動したのは、
治療後、完全に治療してもらえたと思える「治った感」を
初めて味わった事。
これで、もう大丈夫!
確かに完全に治療してもらえたな!!
と確信できる、十分なスッキリ感だった。
日本では、虫歯を治療し終わっても、
いつも何となくすっきりしない感じはあったが、
どの歯医者で治療しても、ほぼ同じ。
だから、
虫歯の治療というのは、
治ったという実感がないものなんだ・・・と思うしかなかった。
それだけに、
アメリカでの虫歯治療後に感じた、はじめての「スッキリ感」は、
日本の歯医者さんや治療技術に、疑問を持つきっかけとなった。
渡米前の治療だけでなく、
生まれてこの方、
日本でやってきた虫歯治療ってなんだったんだろう?
それでも、その時は、
もしかしたら、この歯医者さんがたまたま上手だっただけかも?
という思いもあった。
だけど、その後、
どの歯医者さんで治療をしてもらっても、
必ずこの「治った感」「スッキリ感」があり、
治療を終えた歯が、
2-3年も経たないうちに痛くなるようなことは1度もなかった。
だから、今なら言える。
日本の歯医者さんに比べ、
アメリカの歯医者さんの技術は高い!!
デス。
アメリカの歯医者が1度で治す歯を、何回もかけて治す日本の歯医者さん。
それでないと儲からないから仕方がない・・・
ということも現実にある様なので、
これは、日本の保険制度に問題があると思う。
だけど・・・
何十回も通って治療を終えたはずの歯が、
半年もたたないうちに、痛くなったこと、
何度あっただろう?
歯医者で虫歯等で治療が必要と言われ、
治療してもらったら、
それまで痛くなかった歯が、日に日に痛くなり、
1週間も経たないうちに、また歯医者へ行くハメになった・・・・
虫歯治療が終わったと言われても、
なんとなくスッキリしない・・・
完全に治った感じがしない・・・等々・・・・
そんな経験をもつ人が、
私も含めて日本に住んでいる人たちには沢山いる。
だけど、
長いアメリカ生活で、少なくとも、
私達家族や知り合いで、そんな経験を1度もしたことなく、
その様な体験談を聞いたことが1度もない。
小さい頃から、数え切れないくらい歯医者に通い、
歯医者とは切っても切れない私だったが、
アメリカでは、歯医者に関してはストレスゼロ。
快適そのものだったと言っても過言ではない。
なのに・・・
嗚呼、それなのに・・・
日本に帰る事になり
あんなに快適だった歯医者ライフが一転、
サバイバル始まった!!!